企業CSR・社会貢献活動

キヤノン株式会社

キヤノングループは「共生」という企業理念のもと、世界各地でその地域に根ざした社会貢献活動を展開しています。この企業理念は1988年初頭、キヤノン創立51年目のスタートにあたり、創業以来の企業としての考え方をまとめ、掲げたられたものです。この理念は、文化、習慣、言語、民族などの違いを問わずに、すべての人類が末永く共に生き、共に働いて幸せに暮らしていける社会をめざすもので、その実現に向けて、事業活動のみならず、様々な社会文化支援活動に積極的に取組んでいます。

社会貢献活動の方針

キヤノンの社会文化支援活動は、企業理念である「共生」のもと、人道・災害、環境保全、社会福祉、地域社会、教育・学術、芸術・文化・スポーツを主な分野として、地域に沿った活動をグローバルに展開しています。援助を必要としている人々や団体への継続的な支援、多様な価値観・知識を持つ団体をパートナーとした幅広い支援、そしてキヤノンが培ってきた資源(人、資金、施設、技術ノウハウ)の有効活用をめざしています。
【重点分野】
人道・災害、環境保全、社会福祉、地域社会、教育・学術、芸術・文化・スポーツ

社会文化支援活動

文化財未来継承プロジェクト(愛称:綴プロジェクト)日本古来の貴重な文化財を最新のデジタル技術でデータ保存し、オリジナルの文化財を後世に継承すると同時に、オリジナルに限りなく近い複製品を完成させ、複製した作品を一般に広く公開することを目的とした「文化財未来継承プロジェクト(愛称:綴プロジェクト)」を、財団法人 京都国際文化交流財団とともに行っています。
ジュニアフォトグラファーズ写真撮影を通して、子どもたちの環境に対する意識を高めるとともに、発見や感動を表現するプロジェクトです。小さな自然が息づく都会や、緑が豊かに広がる地域に赴き、教育機関や地域の方々と協働しながら開催。 2004年のスタート以来、約2万人の参加人数を重ね、参加地域も北海道から沖縄まで全国に広がっています。
光と色のじっけん室子どもたちが楽しみながら学ぶ場を提供し、科学や技術へ関心を持つきっかけをつくることを目的に、科学技術館(東京都千代田区)において子ども向けの実験プログラム「光と色のじっけん室」を開催しています。このプログラムは、キヤノンと科学技術館が共同で開発したもので、キヤノンの製品の基盤となる「光」と「色」をさまざまな実験を通して分かりやすく説明しています。
バードブランチプロジェクトキヤノンでは、グループの生物多様性方針に基づいた活動の象徴として、鳥をテーマとした「キヤノンバードブランチプロジェクト」を国内外の各拠点で推進しています。敷地内に巣箱やバードバスを設置し、野鳥が飛来しやすい環境を整えているほか、Webを通じた情報発信や野鳥調査、観察会などに取り組んでいます。