検索結果

団体名 特定非営利活動法人 田んぼ
法人格 特定非営利活動法人
代表者 理事長  岩渕 成紀 (いわぶち しげき)
最終更新日時:2020/09/06
法人番号 2370205001390
法人認証年月日 2006年03月09日
所轄庁 宮城県
主たる事務所所在地 〒989-4302
宮城県大崎市田尻大貫字荒屋敷29番地1

地図を表示
その他の連絡先 〒989-4302
宮城県大崎市田尻大貫字荒屋敷29番地1

目的 宮城県北部にある蕪栗沼(田尻町)は伊豆沼・内沼とともに我が国のマガンの数少ない主要な越冬地である。一方で、全国的な湿地の減少によってマガンが蕪栗沼に過度に集中するようになり、伝染病の蔓延や環境悪化がマガン群におよぼす影響が心配されており、この問題を回避するためには、ねぐらの分散が必要である。そのために蕪栗沼の周辺で冬に田んぼに水を張る「ふゆみずたんぼ」が、農家の方々、田尻町、NPO法人蕪栗ぬまっこくらぶ、本法人の前身であるNPOふゆみずたんぼプロジェクトの支援・協力によって行われてきた。また、これが後押しとなって、2005年11月には「蕪栗沼・周辺水田」としてラムサール条約湿地に登録され、水田と蕪栗沼を一体化した賢明な利用について具体化することが求められている。同時に、農業由来の環境負荷を減ずる環境保全型農業の考え方を超えて、田んぼの健全性を回復するための活動として「田んぼの生きもの調査」が全国で広がりつつあり、NPOふゆみずたんぼプロジェクトは、調査方法の開発や実施方法などでその中心的な役割を担ってきた。さらに、ふゆみずたんぼや生きもの調査を通じて、日本を含むモンスーンアジアの田んぼが地域の環境、文化、風土を再生する始まりの場として大切なことが認識され、2005年には、田尻町が国連大学の提唱している「持続可能な開発のための教育の10年」の拠点地域に指定され、NPOふゆみずたんぼプロジェクトの活動が期待されている。しかし、ふゆみずたんぼの水鳥保全効果、生きものを豊かにする効果、有機農法技術としての有効性などは、現段階で充分に明らかにされておらず、田んぼの生きもの調査の役割、田んぼの教育への活かし方などもこれからの課題となっている。ふゆみずたんぼ技術の開発と普及の支援の場を現在盛んに行われている宮城県北部や全国に広げる必要があり、ふゆみずたんぼの他にも生きものが豊かで楽しい田んぼの農法(自然共生農業)が考えられ、生きものを活かした多様な技術の底支えと普及の支援も必要となっている。また、環境教育や、エコ・ツーリズムへの貢献は、農村と都市を結びながら、農村を中心とした地域作りに貢献することであり、そのために、食べることと暮らしを再点検し、再生することも大切だと考える。これらを考慮するとこれまでのNPOふゆみずたんぼプロジェクトの範疇を超えた課題が明らかとなってきた。そこで、NPOふゆみずたんぼプロジェクトを発展的に解消し、「ふゆみずたんぼプロジェクト」、「自然共生農業プロジェクト」、「食・くらしプロジェクト」の3つの柱を持つ特定非営利活動法人田んぼを設立することにした。農家の方々、都市住民の方々、行政に関わる方々、関連するNPO法人、研究者など、すべての人達の協働による人と生きものが共生し、大切にされる安心で楽しい農業と地域作りに貢献することを目的とする。
事務局責任者 研究員  佐々木 猛裕 (ささき たけひろ)
理事数 12名
監事数 2名
有給役員数 1名
事務局スタッフ数 常勤:有給3名 無給0名 
非常勤:有給0名 無給0名 
電話番号 0229-39-3212 0229-39-3039
FAX 0229-39-3212 
ホームページアドレス http://www.justmystage.com/home/npotambo/345.html
ホームページの内容 ・事業内容紹介
・役員情報
・募集情報
・関係団体のリンク集
E-Mail npotambo@yahoo.co.jp
ブログ
ブログRSS
活動開始の時期 2005年11月
活動開始の経緯 先端科学技術によって自然の循環を豊かにすることができる。しかし、先端技術だけが科学ではない。一見時代遅れの技術の中に時代を超えた持続可能性に対する知恵がある。それは温故知新の概念であり、「懐かしい未来 Ancient Future  ヘレナ・ノーバグ・ホッジ 訳:懐かしい未来翻訳委員会 出版:山と渓谷社 2003年」が求めた未来そのものと言える。たとえば「ふゆみずたんほ〈冬期湛水)」も江戸時代の「会津農書」貞享元年(1684年)の中に「田冬水」として表現されている。冬の間に有機物の多い水をかけることで、菌類とイトミミズなどの泥に棲息する腐生性の生物たちが活性化し、農業の生産力が高まり、抑草効果があることをこの時代にすでに体感していたことが伺われる。生物多様性を生かして、自然と共生する持続的な考え方は時代を超えて生きている。
 昭和30年台から始まった高度経済期の近代化によって、数千年来私たちに伝承されてきた風土が破壊されつつあることに心が痛む。地域の生態系の中で、生きものに深く関わる農業の考え方に転換することを21世紀という時代が要求している。こうした中で、田んぼが持つ「生物多様性を豊かにする効果」、「有機農法技術としての効果」、「自然共生農業の技術」、「食と農を土台とした地域づくり」について、農家、都市住民、行政、研究者、企業、他NPOと多様なステークホルダーが一緒になって取り組むための拠点として、宮城県大崎市田尻大貫診療所跡地に『NPO法人田んぼ』を開設し、上記事項の発展に寄与することを目的として設立した。
活動分野 ・社会教育の推進を図る活動
・まちづくりの推進を図る活動
・学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
・環境の保全を図る活動
・災害救援活動
・国際協力の活動
・子どもの健全育成を図る活動
・情報化社会の発展を図る活動
・科学技術の振興を図る活動
・経済活動の活性化を図る活動
主たる活動分野 環境の保全を図る活動
主たる活動対象地域 ・全国
事業内容 1. 各事業の事業報告
     NPO法人田んぼは、農と自然を大切にして、人と生きものが共存できる「田んぼを中心とした持続可能な社会」を目指し活動を行ってきた。
(1)調査研究提言事業
 本事業は、ふゆみずたんぼを中心に有機栽培や特別栽培における生きもの多様性の調査を継続的に行ってきた。これまでNPO法人田んぼが主体的に開発してきた「田んぼの生きもの調査」手法による実践を行い、地域の多様な組織と共に生物多様性評価の可能性についても検討し、その成果として「たじり田んぼの生きもの宣言」を発信した。
 さらに、帯広畜産大学の高田まゆら氏、東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム吉岡明良氏と「ふゆみずたんぼのクモ類とカメムシ類」の関係について共同研究を進めた。東北大学生命科学科生態学教室と共同で、大学生パラタクソノミストの実戦的養成講座を3年生の動物生態学実習と連動して行った。千葉中央博物館主任研究員林紀男氏とふゆみずたんぼの原生生物調査の継続的共同研究を進め、共同で論文を発表した。また、農村工学研究所の峯田拓也氏との共同研究で「ふゆみずたんぼの水位と環境要因の変化」について検討を重ねてきた。平成21年度後期からトヨタ財団の支援を得て、「田んぼの生物多様性パラタクソノミスト(準分類学者)シナリオ化による生きもの調査評価手法の開発と地域主体の田んぼの生きもの認証制度の開発」を行った。主な調査研究事業は以下の通りであった。
◆ 農地・水・環境保全向上対策における「田んぼの生きもの調査」に関する研究
◆ 斑点米カメムシ類調査とその被害防除法の検討(東京大学、帯広畜産大学との共同研究)
◆ 田んぼのパラタクソノミスト育成のための研究(東北大学生命科学科生態学教室、北海道大学博物館、宮城教育大学との共同事業) 
◆ 「田んぼのタニシと貝類の調査」に関する研究(宮城県農地・水・環境保全向上対策地域協議会との共同研究)
◆ 「生物多様性の循環機能を活かした環境創造型農業の研究」に向けて(東北大学生態適応グローバルCOEとの共同研究)
◆ 田んぼの生きもののにぎわいに関する調査(BM技術協会、NPO法人秀明自然農法ネットワークとの共同調査)
◆ 北海道のふゆみずたんぼの経済学的な研究と支援(北海道酪農畜産大学農業経済学教室への研究支援)
(2) 情報収集・普及・啓発事業
生物多様性を育む農業国際会議(ICEBA2010)の準備会の助言者として参加し、2010年に豊岡で開催された第一回大会の啓蒙・普及・教育部会の分科会のファシリテーターとして、豊岡、佐渡、大崎市の生物多様性と農業を共生する仕組みに強く関わってきた。また、NPO法人民間稲作研究所が主体として進めてきた、日韓中稲作技術交流会での生物多様性農業の支援と田んぼの生物多様性調査方法の提案を行った。
また、田んぼと生物多様性のこれからの方向性について提言し、2010年5月にアフリカのウガンダで開催された生物多様性条約締約国会議のための科学技術助言補助機関の第15回会議に参加し、「水田決議」の重要性を訴え、名古屋で開催された生物多様性第10回条約締約国会議では、「農業と生物多様性」の決議の中で「水田決議」採択された。この際、FAOのローマ事務局、FAOアジア事務局、さらにはカナダのモントリオールにあるCBD事務局に対して採択に向けた働きかけを行い今後の連携方法についても具体的に検討した。
◆ ICEBA2010 豊岡大会の教育・普及・啓発分科会を運営した。
◆ 生物多様性締約国会議COP10の「農業と生物多様性」の中で「水田決議」を採択するための「水田決議円卓会議準備会」実施主体のひとつとして活動し、「水田決議」が採択された。
◆ 日韓中稲作技術交流会の支援と生物多様性農業の支援を行った。
?  研修会・交流会事業
大崎市の農地・水・環境保全向上対策事業では、生きもの調査研修会を実施し、生物多様性を活かした農業の普及啓発事業を進めた。伸萠ふゆみずたんぼ生産組合では、育苗から雑草管理、追肥、害虫管理等にいたるまでの継続的な研修会を行った。また、宮城県農地・水・環境保全向上対策地域協議会では「タニシを中心とした田んぼの貝類調査」を実施した。
◆ 地域の生きもの研修会の実施
◆ 農地・水・環境保全向上対策の田んぼの生きもの調査の支援
◆ 伸萠ふゆみずたんぼ生産組合で育苗、雑草対策、害虫対策研修会の実施
◆ 田んぼのタニシを中心とした貝類調査(宮城県・農地・水環境保全向上対策地域協議会)
? コンサルティング事業
 「NPO法人農と自然の研究所」と共同で、田んぼの生きもの調査ガイドを作成し、全国で田んぼの生きもの調査の方法論を提案し、各地で実践指導、コンサルタントにあたった。また、土壌養分検定器Dr.ソイルを使った田んぼの土壌調査指導を行い、農業者自らが土壌を診断し、改善を図るための研修会を開催した。
◆ 全国の田んぼの生きもの調査支援
◆ パルシステムの新農業委員会顧問として生物多様性を活かした水田農業の田んぼの生きもの調査を通じた支援
◆ NPO法人メダカのがっこうの顧問として、田んぼの生きもの調査の支援
◆ Dr.ソイル研修会の開催
? 情報収集事業
 ラムサール条約COP10において、特に『水田決議』関連、『日韓田んぼの生きもの調査』に関して、ラムサール条約COP10のためのNGOネットワーク、韓国生協連合会、日本パルシステム連合会と協同して、情報収集を行い、『水田決議』のサイドイベントと事前に開催された世界NGO湿地会議を共催した実績をもとに、農林水産省、環境省とともに「CBD水田決議円卓会議準備会」をラムネット・ジャパンと共同で行った。また、2010年に名古屋で開催予定のCBDCOP10に『水田決議』を活かすための具体的な情報収集活動を行った。

? 食農、環境教育促進事業
  農家に生きものを実際に見て、知ってもらうことから理解が始まるため、田んぼで出会う生きものを広範囲に収めた図鑑と現場で扱いやすい岩渕理事長編集の「ポケット図鑑」の販売を引き続き行った。新たにCBDCOP10向けて5668種ポスターや2075植物ポスター、紙ファイル、簡易版全種リストを作成し、これら商品の販売を通して、農家の生きもの調査のみならず、食農や環境教育の場としての水田の活用を促進する後押しを行った。
  また、農と自然の研究所と共同で作成した「田んぼのめぐみ150」(田んぼの動物150種)を販売した。さらに、生物多様性農業支援センター、農と自然の研究所と共同して「田んぼの生きもの全種リスト」と「田んぼの生きもの指標」、「田んぼの草花指標」、「田んぼの生きもの調査中級編」を作成し、販売した。
  地域の大貫小学校5年生と田んぼを使った環境教育の実践を行った。その展開の発展形として「地域の食文化調査」を実践した。気仙沼の大谷小・中学校と共同でふゆみずたんぼを中心とした環境教育を展開した。
◆ 田んぼの生きもの全種リストポスター、簡易版、紙ファイルの作成と販売
◆ 「ポケット図鑑」、「田んぼのめぐみ150」、「田んぼの生きもの全種リスト」「田んぼの生きもの指標」「田んぼの草花指標」「田んぼの生きもの調査中級編」の販売
◆ 法人の事務所に近い、貫小学校と田んぼを使った環境教育の展開
◆ 大貫地域の食文化調査の実施
◆ 気仙沼市立大谷小学校、大谷中学校の学校田「ふゆみずたんぼ」への技術的支援とRCE/ESD活動支援
? BM技術協会との共同事業
BM技術協会と連携し、茨城県涸沼川水系の田んぼの生きもの調査を行った。有機栽培の水質、土質や生物多様性に及ぼす影響についてまとめ、BM技術協会の全国大会でその成果を発表した。
 ? 秀明自然農法ネットワークとの共同事業
無施肥・無農薬の農法を続ける秀明自然農法ネットワークと共同して、田んぼの生きもの調査研修会の実施を行い、CBDCOP10で共同してサイドイベント、展示活動を行った。
(3)地域づくり
? 田尻地域田んぼの生きもの調査プロジェクト
田尻地域田んぼの生きもの調査プロジェクトで、田んぼの生きもの宣言の原案作成、ポスター作成を中心に支援し、田んぼの生きもの宣言を発表した。「たじり生きもの認証制度(Biodiversity Certification)」の基盤を地域と共に築いた。
? 育苗、雑草対策害虫対策と生物多様性の研修会
関係について適期に合わせた水田管理研修会、実践的観察会を運営し実行した。
? 農地・水・環境保全向上対策支援事業
     田尻地域と涌谷町、古川等の農地・水・環境保全向上対策事業の共同活動支援並びに、営農活動支援の「田んぼの生きもの調査」の実施に関する支援活動を行った。
? NPO法人エコパル化女沼への支援
  NPO法人エコパル化女沼の活動を支援
? 田尻地域水田農業推進協議会支援
  田尻地域水田農業推進協議会を支援
(5)企業・自治体との協働事業
  ? エコツーリズム関連企画
     KODOMOバイオダイバシテイの開催に協力し、エコツーリズムの新提案を行った。
  ? 全国田んぼの生きもの調査   
      全国的な生きもの調査の普及や、消費者はもとより農家の環境に対する意識の向上や技術指導を行った。
     .パルシステム
         首都圏の生協連合の一つであるパルシステムへ、生きもの調査や有機農業についての助言を行い、消費者団体の意識向上を図った。
     .NPO法人生物多様性農業支援センター
         パルシステム、全農、NPO(本NPOもその1つ)、環境団体の連携が立ち上げた法人。田んぼの生きもの調査を行う地域や農家を支援し、この組織を通じて、全国の米産地での調査受託や講演依頼を受けて普及啓発活動を行った。岩渕は、NPO法人生物多様性農業支援センター副理事長として、助言、活動を続けてきた
? 地元の酒造会社一ノ蔵との共同事業「ふゆみずたんぼ」の酒
91俵の有機ササニシキを使って、大崎市松山の酒造会社一ノ蔵で有機米100%の酒造りを継続
活動キーワード ・環境保全型農業、生物多様性を育む農業、ふゆみずたんぼ、田んぼの生きもの調査、ラムサール条約、生物多様性条約、水田決議、持続可能な発展教育
昨年度の主な事業名 田んぼの生きもの調査
田んぼのパラタクソノミスト育成
生物多様性を育む農業
ふゆみずたんぼ
ラムサール条約水田決議
生物多様性条約水田決議
持続可能な発展教育
会報誌
会報誌・書籍申し込み
ホームページアドレス
お薦めの発行書籍と価格
過去の助成・補助・委託実績
(助成)2011年 「Kodomo田んぼ博士」基盤の形成と活動縲怎pラタク・キッズが里地・里山を変える縲鰀
財団法人セブンイレブン記念財団 1,994,300円
(助成)2011年 水田決議に基づく生物多様性を育む農業の推進縲恣cんぼの現場からCBDCOP10及びラムサールCOP11へ向けて縲鰀
公益法人日本経団連自然保護基金 4,300,000円
(助成)2011年 田んぼの生物多様性パラタクソノミスト・シナリオ化による生きもの調査評価手法の開発と地域主体の田んぼの生きもの認証制度の開発
公益法人トヨタ財団 1,140,000円
財政規模 1000万~3000万
事業年度 1月 ~12月
2025年度 経常収益額: -
経常費用額: -
(収益内訳)
2024年度 経常収益額: -
経常費用額: -
(収益内訳)
2023年度 経常収益額: -
経常費用額: -
(収益内訳)
2022年度 経常収益額: -
経常費用額: -
(収益内訳)
2021年度 経常収益額: -
経常費用額: -
(収益内訳)
会員募集の有無 あり
正会員内訳
その他の会員内訳
会員申し込み
ホームページアドレス
HP制作者募集の有無 あり
ボランティア募集の有無 あり
ボランティアが参加できる事業
役員一覧のURL http://www.justmystage.com/home/npotambo/yakuin.pdf
-->